かわなみのテキストサイト

京都市景観条例に関するくるりの岸田繁の意見について思うこと

高さ規制を巡る議論

最近noteで、京都市の景観条例についてこんな記事を読んだ。
近況と雑感|くるり official

皮肉を込めながらも、京都人らしい言い回しで核心をついていて、
よいエッセイだと思った。

市外の人間が唾を飛ばしながら賛成か反対かの2択を論じている様子を見てうんざりしてしまった。

ただ、京都市の景観問題と建物の高さ規制を結びつけて語ることはナンセンスであり、馬鹿げている。東寺の五重塔は45mあり、れっきとした高層建築物である。

太平洋戦争での戦災が少なかったことにより古い都市構造(道路や区画)がある程度守られ、観光都市、古都の恩恵に預かっている反面、交通などインフラ整備が後回しになりオーバーツーリズムへの対応にも追われている現状の課題は悩ましい。

建物の高さもさらに厳しく規制され、元々建っている45mのマンションを建て直す時でも、31mのものしか建てられないことになり、住民はもちろん、不動産や各種業界に独自の不自由さを強いられることにもなった。そして、都心部は慢性的な住宅、オフィスなどの不足により地価が上昇し、京都市中心部で「京都らしさ」に酔うことは「他所はん」にとっては至難の業であろう。

イケズなことを言わしてもらうと、東京や大阪かどこかのタワマンに住んでいる知識人の方たちが「京都を守れ〜」とかそう言うことを言ったりするのだ。はぁやだやだ。

いやぁ、ほんとわかるな。

そもそも、京都駅ビル自体が以前の景観を大きく変える建物なだけあって、
今更多少高層ビルが建ったぐらいで大丈夫なんじゃない?と思ったりする。
(そりゃあ花見小路に高層ビルがたったらそれは問題だとは思うけれど)

でかでかとネオンが輝いて、みたいなのは確かにちょっと嫌ではあるけれど、
お金の問題で多少は景観を譲らないといけない状況に来てしまっている気はする。

個人的には、個別具体的に景観を損ねるか損ねないかを判断する部署を作って、
増える税収からすれば、それぐらいは容易にできるだろうし。

百ゼロの話ではないとおもうので、
可能な限り妥協案を探りあてていくべきじゃないかと思った。

今日はそんな感じで。
かわなみ

-過去記事-


Link
Instagram | Bluesky | 川並大樹のLIFELOG

#Kyoto